シリーズ[Rainbow scape ground]
次回の展示「DELEFT3.0(仮題)」で使おうと思ってるシリーズ。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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このブログを始めるきっかけとなった一冊。
なにやらネット空間ではただならぬ動きがあるらしい。
この本に書かれていることは、もちろん知らなかったわけではないが、
改めてことの重要さに気づかされた。
「あちら側」で起きている大きな流れを
ぜひ自分の活動に使いたいと思った。
ウォーホールや村上隆が行っているような、
工房形式での美術作品の制作活動をこれからの作家もやるべきだと思う。
社会の習慣や流行、世論、美術史の文脈といった
作品が成立する背景を全部ぶっ飛ばして、
個の内面に深く潜るようなトランス状態の生産活動と
生産されたものに今度は、一度捨てた背景をことごとくぶつけて、
その作品の根本的な輝きを取り出すような批判活動を
同時にできるのは工房という形が一番いいと思うからだ。
まだ具体的なイメージは何も浮かばないが、
ネット上に中央集権的な形ではない、
作家の集団ができたらいいと思う。